金融資産運用2018年10月1日時点の法令に基づく出題です
2019年1月 FP2級学科 問24
表面利率が0.5%、残存期間が3年の固定利付債券を額面100円当たり102円で購入し、償還された場合の最終利回りとして、正しいものはどれか。なお、手数料、経過利子、税金等は考慮しないものとし、解答は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入するものとする。また、「▲」はマイナスを意味するものとする。
- 1▲1.47%
- 2▲0.65%
- 3▲0.16%
- 40.49%
正解と解説AI解説
正解 肢3
本問の論点
固定利付債券を購入して満期まで保有した場合の最終利回りを求める計算問題である。利息収入に加えて、購入価格と償還額(額面)との差を残存期間で均して加味する点がポイントとなる。
正解の根拠
最終利回りは「(年利息+(額面-購入価格)÷残存期間)÷購入価格×100」で求める。額面100円に対する年利息は表面利率0.5%から0.5円で、購入価格102円に対して償還額は額面の100円なので償還差損が生じる。これを計算すると▲0.16%となる。よって、正解は肢3。
各肢の検討
肢1:不適切。償還差損を残存期間で割らず、全額をそのまま使った誤りの値である。
肢2:不適切。償還差損のみを反映し、利息収入を加味していない値である。
肢3:適切。利息と償還差損の両方を反映した値で、計算結果と一致する。
肢4:不適切。利息だけを購入価格で割った値に近く、償還差損を反映していない。
計算過程
式:最終利回り=(額面×表面利率+(額面-購入価格)÷残存期間)÷購入価格×100。
代入:(100円×0.5%+(100円-102円)÷3年)÷102円=(0.5円+(▲2円)÷3年)÷102円。
結果:約▲0.16%(小数点以下第3位を四捨五入)。
一言まとめ
購入価格が額面を上回る場合は償還差損を年数で均し、利息から差し引いて計算する。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2019年1月 問24 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2018年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。