リスク管理2021年10月1日時点の法令に基づく出題です
2022年1月 FP2級学科 問12
死亡保障を目的とする生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない特約については考慮しないものとする。
- 1終身保険の保険料は、保険料払込期間が終身払いと有期払いを比較すると、他の契約条件が同一の場合、終身払いの方が払込み1回当たりの金額が高い。
- 2定期保険特約付終身保険において、定期保険特約の保険金額を同額で更新した場合、更新後の保険料は更新前の保険料に比べて高くなる。
- 3収入保障保険の死亡保険金を年金形式で受け取る場合の受取総額は、一時金で受け取る場合の受取額よりも少なくなる。
- 4保険期間の経過に伴い保険金額が増加する逓増定期保険は、保険金額の増加に伴い保険料も増加する。
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
死亡保障を目的とする生命保険(終身保険、定期保険特約付終身保険、収入保障保険、逓増定期保険)の保険料や保険金の受取方法に関する一般的な商品性を問う問題である。
正解の根拠
定期保険特約付終身保険の定期保険特約は、更新時に告知や診査なしで更新できるが、保険料は更新時の被保険者の年齢で再計算される。年齢が上がるほど死亡の危険は高くなるため、保険金額を同額で更新しても、更新後の保険料は更新前より高くなる。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:不適切。終身払いは払込期間が長いため、有期払いより1回当たりの保険料は安い。
肢2:適切。更新時の年齢で保険料が再計算され、同額更新でも保険料は高くなる。
肢3:不適切。年金形式では未払部分が運用されるため、受取総額は一時金より多くなる。一時金は年金総額より少ない額となる。
肢4:不適切。逓増定期保険は保険金額が増加しても、保険料は一般に一定である。
一言まとめ
「更新型は更新ごとに保険料アップ」「年金受取は一時金受取より総額が多い」「逓増定期は保険料一定」を押さえる。
一問一答各肢の正誤
×肢1終身保険の保険料は、保険料払込期間が終身払いと有期払いを比較すると、他の契約条件が同一の場合、終身払いの方が払込み1回当たりの金額が高い。
終身払いは払込期間が長い分、有期払いより払込み1回当たりの保険料は安くなる。
○肢2定期保険特約付終身保険において、定期保険特約の保険金額を同額で更新した場合、更新後の保険料は更新前の保険料に比べて高くなる。
定期保険特約を同額で更新すると、更新時の年齢で保険料が再計算されるため、更新後の保険料は更新前より高くなる。
×肢3収入保障保険の死亡保険金を年金形式で受け取る場合の受取総額は、一時金で受け取る場合の受取額よりも少なくなる。
年金形式で受け取る場合は、据え置かれる部分に運用益が付くため、受取総額は一時金で受け取る場合よりも多くなる。
×肢4保険期間の経過に伴い保険金額が増加する逓増定期保険は、保険金額の増加に伴い保険料も増加する。
逓増定期保険は保険金額が増加しても、一般に保険料は保険期間を通じて一定である。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2022年1月 問12 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2021年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。