金融資産運用2022年10月1日時点の法令に基づく出題です
2023年5月 FP2級学科 問25
下記<X社のデータ>に基づき算出される投資指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。<X社のデータ>株価2,700円発行済株式数0.5億株売上高2,000億円経常利益120億円当期純利益75億円自己資本(=純資産)2,500億円配当金総額30億円

- 1ROEは、3.75%である。
- 2PERは、18倍である。
- 3PBRは、0.54倍である。
- 4配当性向は、40%である。
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
X社のデータからROE、PER、PBR、配当性向を計算し、記述の数値が正しいかを判断する問題である。各指標の分子と分母を正しく選べるかが問われる。
正解の根拠
ROEは当期純利益を自己資本で割って求める。当期純利益75億円÷自己資本2,500億円=3%となり、3.75%ではない。3.75%は当期純利益を売上高で割った値であり、分母を取り違えている。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:ROEは3%であり、不適切。
肢2:一株当たり純利益は75億円÷0.5億株=150円、PERは株価2,700円÷150円=18倍であり、適切。
肢3:一株当たり純資産は2,500億円÷0.5億株=5,000円、PBRは2,700円÷5,000円=0.54倍であり、適切。
肢4:配当性向は配当金総額30億円÷当期純利益75億円=40%であり、適切。
計算過程
ROE=当期純利益÷自己資本=75億円÷2,500億円=0.03(3%)。PER=株価÷一株当たり純利益=2,700円÷150円=18倍。PBR=株価÷一株当たり純資産=2,700円÷5,000円=0.54倍。配当性向=配当金総額÷当期純利益=30億円÷75億円=0.4(40%)。
一言まとめ
ROEの分母は自己資本、配当性向の分母は当期純利益。分母の取り違えを狙った選択肢に注意する。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2023年5月 問25 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2022年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。