ライフプランニングと資金計画2025年4月1日時点の法令に基づく出題です
2026年5月公表分(CBT) FP2級学科 問1
ライフプランの作成の際に活用される各種係数に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1現在保有する資金を一定期間、一定の利率で複利運用した場合の一定期間経過後の元利合計額を試算する際、現在保有する資金の額に乗じる係数は、現価係数である。
- 2毎年一定の積立額を一定期間、一定の利率で複利運用した場合の一定期間経過後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、年金現価係数である。
- 3一定の利率で複利運用しながら一定期間経過後に目標とする額を得るために必要な毎年一定の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数は、減債基金係数である。
- 4一定の利率で複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を受け取るために必要な元本を試算する際、毎年受け取りたい金額に乗じる係数は、資本回収係数である。
正解と解説AI解説
正解 肢3
本問の論点
ライフプランの作成で用いる各種係数(終価係数・現価係数・年金終価係数・減債基金係数・年金現価係数・資本回収係数)について、どの場面でどの係数を使うかを区別できるかを問う問題である。
正解の根拠
一定の利率で複利運用しながら、一定期間後に目標額を得るために毎年いくら積み立てればよいかを求めるときは、目標額に減債基金係数を乗じる。減債基金係数は年金終価係数の逆数にあたり、将来の目標額から毎年の積立額を逆算するための係数である。よって、正解は肢3。
各肢の検討
肢1:不適切。現在の資金を複利運用した将来の元利合計額を求めるのは終価係数である。現価係数は、将来の目標額を得るために現在必要な元本を求める係数である。
肢2:不適切。毎年の積立額から将来の元利合計額を求めるのは年金終価係数である。年金現価係数は、毎年の受取額から現在必要な元本を求める係数である。
肢3:適切。目標額から毎年の積立額を求めるのは減債基金係数であり、記述のとおりである。
肢4:不適切。毎年一定額を受け取るために必要な元本を求めるのは年金現価係数である。資本回収係数は、現在の元本から毎年の受取額や借入金の毎年の返済額を求める係数である。
一言まとめ
「何が分かっていて、何を求めるか」を確認し、一時金なら終価・現価、毎年の額が絡むなら年金終価・減債基金・年金現価・資本回収から選ぶ。
一問一答各肢の正誤
×肢1現在保有する資金を一定期間、一定の利率で複利運用した場合の一定期間経過後の元利合計額を試算する際、現在保有する資金の額に乗じる係数は、現価係数である。
現在保有する資金を複利運用した一定期間後の元利合計額を求める係数は終価係数であり、現価係数は将来の目標額から現在必要な元本を求める係数である。
×肢2毎年一定の積立額を一定期間、一定の利率で複利運用した場合の一定期間経過後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、年金現価係数である。
毎年の積立額から一定期間後の元利合計額を求める係数は年金終価係数であり、年金現価係数は毎年の受取額から現在必要な元本を求める係数である。
○肢3一定の利率で複利運用しながら一定期間経過後に目標とする額を得るために必要な毎年一定の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数は、減債基金係数である。
目標とする額を得るために必要な毎年の積立額は、目標額に減債基金係数を乗じて求めるので、記述のとおりである。
×肢4一定の利率で複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を受け取るために必要な元本を試算する際、毎年受け取りたい金額に乗じる係数は、資本回収係数である。
毎年一定金額を受け取るために必要な元本を求める係数は年金現価係数であり、資本回収係数は現在の元本から毎年の受取額や返済額を求める係数である。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験(2026年5月公表分) 問1 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2025年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。