リスク管理2017年10月1日時点の法令に基づく出題です
2018年1月 FP2級学科 問19
生命保険を活用した家庭のリスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1「自分が死亡した後の子どもが成人するまでの生活資金を準備するために生命保険に加入したい」という相談に対して、収入保障保険への加入を提案した。
- 2「自分の老後の生活資金を準備するために生命保険に加入したい」という相談に対して、個人年金保険への加入を提案した。
- 3「自分の将来の葬儀代を保険商品によって準備したい」という相談に対して、定期保険への加入を提案した。
- 4「子どもの教育資金を準備するために生命保険に加入したい」という相談に対して、こども保険(学資保険)への加入を提案した。
正解と解説AI解説
正解 肢3
本問の論点
生命保険を活用して家庭のリスクに備える際、相談者の目的に合った保険の種類を提案できているかを問う問題である。「最も不適切なもの」を選ぶ点に注意する。
正解の根拠
葬儀代は、死亡した時期にかかわらず必ず必要になる費用である。保障が一定の期間に限られる定期保険では、期間満了後に死亡すると保険金が支払われず、目的を果たせない。この目的には保障が一生涯続く終身保険などが向いている。よって、正解は肢3。
各肢の検討
肢1:収入保障保険は死亡後に保険金を年金形式で受け取る保険で、遺された子の生活資金の準備に合っており、適切。
肢2:個人年金保険は老後の生活資金を準備する目的に合っており、適切。
肢3:葬儀代の準備に定期保険を勧めるのは、保障期間が限られるため目的に合わず、不適切。
肢4:こども保険(学資保険)は教育資金の準備に向く保険であり、適切。
一言まとめ
「いつ亡くなっても必要な資金は一生涯の保障、一定期間だけの備えは定期型」と整理すると判断しやすい。
一問一答各肢の正誤
○肢1「自分が死亡した後の子どもが成人するまでの生活資金を準備するために生命保険に加入したい」という相談に対して、収入保障保険への加入を提案した。
収入保障保険は死亡後に保険金を年金形式で受け取る保険で、子どもが成人するまでの生活資金の準備に適した提案である。
○肢2「自分の老後の生活資金を準備するために生命保険に加入したい」という相談に対して、個人年金保険への加入を提案した。
個人年金保険は一定の年齢から年金を受け取る仕組みであり、老後の生活資金を準備する目的に合った提案である。
×肢3「自分の将来の葬儀代を保険商品によって準備したい」という相談に対して、定期保険への加入を提案した。
定期保険は保険期間内の死亡にしか保険金が支払われず、いつ発生するか分からない葬儀代の準備には向かないため不適切である。
○肢4「子どもの教育資金を準備するために生命保険に加入したい」という相談に対して、こども保険(学資保険)への加入を提案した。
こども保険(学資保険)は進学時期に合わせて祝金や満期保険金を受け取れる商品で、教育資金の準備に適した提案である。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2018年1月 問19 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2017年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。