金融資産運用2017年10月1日時点の法令に基づく出題です
2018年5月 FP2級学科 問27
オプション取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1コール・オプションの買い手は、「原資産を買う権利」を取得し、その対価であるプレミアム(オプション料)を売り手に支払う。
- 2プット・オプションの売り手は、「原資産を売る権利」を取得し、その対価であるプレミアム(オプション料)を買い手に支払う。
- 3コール・オプション、プット・オプションともに、買い手は権利を放棄することもでき、買い手の最大損失はプレミアム(オプション料)に限定される。
- 4上場オプションの取引においては、コール・オプション、プット・オプションともに、売り手が自主的に行えるのは買戻しであり、売り手はプレミアム(オプション料)が最大利益となる。
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
オプション取引の買い手と売り手の権利義務、損益の特徴を問う問題である。コールとプットで「誰が何を得るか」と、プレミアム(オプション料)の受払いの方向を整理して判断する。
正解の根拠
プット・オプションで「原資産を売る権利」を取得するのは買い手であり、買い手がその対価としてプレミアムを支払う。売り手はプレミアムを受け取る代わりに、買い手が権利を行使したときに原資産を買う義務を負う。肢2は売り手が権利を取得しプレミアムを支払うとしており誤りである。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:適切。コールの買い手は原資産を買う権利を取得し、プレミアムを売り手に支払う。
肢2:不適切。プットの売り手は権利を取得せず、義務を負ってプレミアムを受け取る。
肢3:適切。買い手は権利を放棄でき、最大損失はプレミアムに限定される。
肢4:適切。上場オプションの売り手は買戻しで自主的に取引を終えられ、最大利益はプレミアムである。
一言まとめ
権利を持つのは常に買い手で、プレミアムを払うのも買い手。売り手は義務を負い、プレミアムが最大利益と覚える。
一問一答各肢の正誤
○肢1コール・オプションの買い手は、「原資産を買う権利」を取得し、その対価であるプレミアム(オプション料)を売り手に支払う。
コール・オプションの買い手は原資産を買う権利を取得し、その対価としてプレミアムを売り手に支払う。
×肢2プット・オプションの売り手は、「原資産を売る権利」を取得し、その対価であるプレミアム(オプション料)を買い手に支払う。
プット・オプションの売り手は権利を取得するのではなく、買い手の権利行使に応じる義務を負い、プレミアムは受け取る側である。
○肢3コール・オプション、プット・オプションともに、買い手は権利を放棄することもでき、買い手の最大損失はプレミアム(オプション料)に限定される。
買い手は権利を放棄でき、その場合の最大損失は支払ったプレミアムに限定される。
○肢4上場オプションの取引においては、コール・オプション、プット・オプションともに、売り手が自主的に行えるのは買戻しであり、売り手はプレミアム(オプション料)が最大利益となる。
上場オプションの売り手が自主的に行えるのは買戻しであり、売り手の最大利益は受け取ったプレミアムである。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2018年5月 問27 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2017年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。