金融資産運用2018年4月1日時点の法令に基づく出題です
2018年9月 FP2級学科 問23
上場投資信託(ETF)の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1ETFは、株価指数に連動するものに限られており、貴金属や穀物、原油など商品価格・商品指数に連動するものは上場されていない。
- 2ETFを市場で購入する際に支払う委託手数料は、証券会社により異なる。
- 3ETFを市場で売却する際には、証券会社に支払う委託手数料のほか、信託財産留保額がかかる。
- 4ETFの分配金には、普通分配金と元本払戻金(特別分配金)とがあり、税務上、普通分配金は課税対象となり、元本払戻金(特別分配金)は非課税となる。
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
上場投資信託(ETF)の一般的な特徴を問う問題です。連動対象、売買時の手数料、売却時のコスト、分配金の税務上の扱いが判断のポイントになります。
正解の根拠
ETFは株式と同様に市場で売買するため、購入時に証券会社へ支払う委託手数料は、証券会社ごとに自由に定められ、異なります。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:ETFには株価指数のほか、貴金属・原油・穀物などの商品価格や商品指数に連動するものも上場されており、不適切です。
肢2:委託手数料は証券会社により異なり、適切です。
肢3:ETFを市場で売却する際は委託手数料がかかりますが、信託財産留保額はかからないため、不適切です。
肢4:ETFの分配金には元本払戻金(特別分配金)という区分がなく、分配金は普通分配金と同様に配当所得として課税対象となるため、不適切です。
一言まとめ
ETFは株式と同じ売買方法で、手数料は証券会社次第、信託財産留保額はかからないと覚えましょう。
一問一答各肢の正誤
×肢1ETFは、株価指数に連動するものに限られており、貴金属や穀物、原油など商品価格・商品指数に連動するものは上場されていない。
ETFには株価指数連動型のほか、貴金属・原油・穀物などの商品価格や商品指数に連動するものも上場されている。
○肢2ETFを市場で購入する際に支払う委託手数料は、証券会社により異なる。
ETFは株式と同様に市場で売買するため、購入時に支払う委託手数料は証券会社ごとに自由に定められ、異なる。
×肢3ETFを市場で売却する際には、証券会社に支払う委託手数料のほか、信託財産留保額がかかる。
ETFを市場で売却する際は委託手数料がかかるが、信託財産留保額はかからない。
×肢4ETFの分配金には、普通分配金と元本払戻金(特別分配金)とがあり、税務上、普通分配金は課税対象となり、元本払戻金(特別分配金)は非課税となる。
ETFの分配金には元本払戻金(特別分配金)という区分が無く、普通分配金と同様に配当所得として課税対象となる。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2018年9月 問23 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2018年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。