リスク管理2020年10月1日時点の法令に基づく出題です
2021年5月 FP2級学科 問12
生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない特約については考慮しないものとする。
- 1変額保険(終身型)では、契約時に定めた保険金額(基本保険金額)が保証されておらず、運用実績によっては、死亡保険金の額が基本保険金額を下回ることがある。
- 2養老保険では、保険金の支払事由に該当せずに保険期間満了となった場合、死亡・高度障害保険金と同額の満期保険金を受け取ることができる。
- 3定期保険特約付終身保険(更新型)では、定期保険特約を同額の保険金額で更新すると、更新後の保険料は、通常、更新前よりも高くなる。
- 4低解約返戻金型終身保険では、他の契約条件が同じで低解約返戻金型ではない終身保険と比較して、保険料払込期間中の解約返戻金が低く抑えられており、割安な保険料が設定されている。
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
生命保険の一般的な商品性(変額保険・養老保険・更新型・低解約返戻金型)を問う問題です。最も不適切な記述を選びます。
正解の根拠
変額保険(終身型)は、運用実績によって保険金額が増減しますが、死亡保険金には基本保険金額という最低保証があります。運用実績が悪くても死亡保険金が基本保険金額を下回ることはないため、肢1は誤りです。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:死亡保険金は基本保険金額が保証されており、下回ることはないため不適切です。
肢2:養老保険は満期保険金が死亡・高度障害保険金と同額で、適切です。
肢3:更新型は更新時の年齢で保険料が再計算され、通常、更新後の保険料は高くなり、適切です。
肢4:低解約返戻金型は払込期間中の解約返戻金を低く抑え、保険料が割安で、適切です。
一言まとめ
変額保険は、死亡保険金に最低保証があり、解約返戻金には保証がないと覚えましょう。解約返戻金と死亡保険金の保証の有無を混同しないようにしましょう。
一問一答各肢の正誤
×肢1変額保険(終身型)では、契約時に定めた保険金額(基本保険金額)が保証されておらず、運用実績によっては、死亡保険金の額が基本保険金額を下回ることがある。
変額保険(終身型)は死亡保険金に基本保険金額の最低保証があり、運用実績が悪くても基本保険金額を下回ることはない。
○肢2養老保険では、保険金の支払事由に該当せずに保険期間満了となった場合、死亡・高度障害保険金と同額の満期保険金を受け取ることができる。
養老保険は、満期保険金が死亡・高度障害保険金と同額である。
○肢3定期保険特約付終身保険(更新型)では、定期保険特約を同額の保険金額で更新すると、更新後の保険料は、通常、更新前よりも高くなる。
更新型は更新時に保険料が再計算されるため、同額で更新すると通常は更新後の保険料が高くなる。
○肢4低解約返戻金型終身保険では、他の契約条件が同じで低解約返戻金型ではない終身保険と比較して、保険料払込期間中の解約返戻金が低く抑えられており、割安な保険料が設定されている。
低解約返戻金型は、払込期間中の解約返戻金を低く抑えることで、割安な保険料を設定している。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2021年5月 問12 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2020年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。