金融資産運用2020年10月1日時点の法令に基づく出題です
2021年5月 FP2級学科 問24
固定利付国債の利回り(単利・年率)と市場金利の変動との関係を説明した次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、手数料、経過利子、税金等については考慮しないものとし、国債のイールドカーブは順イールド(期間が長いものほど利回りが高い)の状況にあるものとする。表面利率が1.0%、償還期限が5年(満期一括償還)の固定利付国債を発行時に額面100円当たり100円で購入し、1年後に売却した。売却時の市場金利が購入時よりも低下していた場合、通常、当該国債の額面100円当たりの売却価格は100円を(ア)、当該国債の購入時から売却時までの所有期間利回りは1.0%(イ)。
- 1(ア)上回り(イ)よりも高くなる
- 2(ア)下回り(イ)で変わらない
- 3(ア)上回り(イ)で変わらない
- 4(ア)下回り(イ)よりも低くなる
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
固定利付国債の価格と市場金利の関係、および所有期間利回りの考え方を問う問題です。市場金利が低下した場合の売却価格と利回りの変化を考えます。
正解の根拠
市場金利が低下すると、表面利率が1.0%で固定された既発債は相対的に有利になるため、価格は上昇します。したがって、売却価格は額面100円を上回ります。購入価格100円より高く売却できるので、利息収入に値上がり分が加わり、所有期間利回りは1.0%よりも高くなります。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:適切。(ア)上回り、(イ)よりも高くなる、の組み合わせです。
肢2:不適切。市場金利が低下した場面で売却価格が100円を下回るとする点が誤りです。
肢3:不適切。売却価格が上回るのに、利回りが変わらないとする点が誤りです。
肢4:不適切。売却価格が下回るとする点、利回りが低くなるとする点がともに誤りです。
一言まとめ
市場金利が低下すれば債券価格は上昇し、購入時より高く売れれば利回りも上がります。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2021年5月 問24 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2020年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。