リスク管理2021年4月1日時点の法令に基づく出題です
2021年9月 FP2級学科 問13
個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1確定年金は、10年、15年などの契約時に定めた年金支払期間中に被保険者が死亡した場合、その時点で契約が消滅して年金支払いは終了する。
- 2外貨建て個人年金保険は、円換算支払特約を付加することで、為替変動があっても、円貨で受け取る年金受取総額が既払込保険料総額を下回ることはない。
- 3変額個人年金保険は、特別勘定による運用実績によって、将来受け取る年金額や解約返戻金額が変動する。
- 4夫婦年金は、夫婦が共に生存している場合に年金を受け取ることができ、夫婦のいずれか一方が死亡した場合、その時点で契約が消滅して年金支払いは終了する。
正解と解説AI解説
正解 肢3
本問の論点
個人年金保険の一般的な商品性に関する記述のうち、最も適切なものを選ぶ問題である。確定年金、外貨建て個人年金保険、変額個人年金保険、夫婦年金の特徴が問われている。
正解の根拠
変額個人年金保険は、保険料を特別勘定で運用し、その運用実績によって将来受け取る年金額や解約返戻金額が変動する。この記述に合致する肢3が適切である。よって、正解は肢3。
各肢の検討
各商品の受取期間や運用リスクの負担者に注意して検討する。
肢1:確定年金は、被保険者が死亡しても残りの期間の年金や一時金を遺族が受け取れるため、不適切。
肢2:円換算支払特約を付けても為替変動で元本割れが生じうるため、不適切。
肢3:運用実績で年金額や解約返戻金額が変動するので、適切。
肢4:夫婦年金は夫婦のどちらかが生存している限り支払われるため、不適切。
一言まとめ
確定年金は死亡しても支払いが続き、夫婦年金は一方が死亡しても支払いが続くと覚えよう。
一問一答各肢の正誤
×肢1確定年金は、10年、15年などの契約時に定めた年金支払期間中に被保険者が死亡した場合、その時点で契約が消滅して年金支払いは終了する。
確定年金は、被保険者が年金支払期間中に死亡しても、残りの期間について遺族が年金または一時金を受け取れるため、契約が消滅するとする記述は誤りである。
×肢2外貨建て個人年金保険は、円換算支払特約を付加することで、為替変動があっても、円貨で受け取る年金受取総額が既払込保険料総額を下回ることはない。
円換算支払特約を付けても、為替変動により円貨での受取総額が既払込保険料総額を下回ることがあるため、下回らないとする記述は誤りである。
○肢3変額個人年金保険は、特別勘定による運用実績によって、将来受け取る年金額や解約返戻金額が変動する。
変額個人年金保険は特別勘定の運用実績によって、将来受け取る年金額や解約返戻金額が変動する。
×肢4夫婦年金は、夫婦が共に生存している場合に年金を受け取ることができ、夫婦のいずれか一方が死亡した場合、その時点で契約が消滅して年金支払いは終了する。
夫婦年金は、夫婦のどちらか一方が生存している限り年金を受け取れるため、一方の死亡で契約が消滅するとする記述は誤りである。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2021年9月 問13 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2021年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。