リスク管理2021年4月1日時点の法令に基づく出題です
2021年9月 FP2級学科 問17
傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
- 1普通傷害保険の保険料率は、被保険者の年齢や性別、職種による差異はない。
- 2家族傷害保険では、記名被保険者またはその配偶者と生計を共にする別居の未婚の子は被保険者となる。
- 3海外旅行傷害保険では、日本を出国してから帰国するまでの間の事故によって被った損害を補償の対象としており、国内移動中の事故によって被った損害は補償の対象とならない。
- 4国内旅行傷害保険では、旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償の対象となる。
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
傷害保険のうち、普通傷害保険・家族傷害保険・海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険それぞれの商品性を比べ、最も適切な記述を選ぶ問題です。保険料率の決まり方、被保険者の範囲、補償の始期と終期、地震等の扱いが論点になります。
正解の根拠
家族傷害保険は、記名被保険者本人だけでなく、その配偶者、同居の親族、別居の未婚の子までを一つの契約で被保険者とする商品です。家族の範囲に別居の未婚の子が含まれる点が、肢2の記述と合致します。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:普通傷害保険の保険料率は、被保険者の職種によって区分が分かれます。職種による差異がないとする点が誤りで、不適切です。
肢2:家族傷害保険の被保険者に別居の未婚の子が含まれるという内容で、適切です。
肢3:海外旅行傷害保険は、住居を出てから戻るまでが補償の対象で、国内移動中の事故も含みます。国内移動中は対象外とする点が誤りで、不適切です。
肢4:国内旅行傷害保険では、地震・噴火およびこれらによる津波のケガは補償の対象外です。補償の対象となるとする点が誤りで、不適切です。
一言まとめ
傷害保険は、誰が被保険者になるか、いつからいつまでか、何が対象外かの三点で整理すると判断しやすくなります。
一問一答各肢の正誤
×肢1普通傷害保険の保険料率は、被保険者の年齢や性別、職種による差異はない。
普通傷害保険の保険料率は、被保険者の職種によって異なる区分が設けられており、職種による差異がないとする記述は誤りである。
○肢2家族傷害保険では、記名被保険者またはその配偶者と生計を共にする別居の未婚の子は被保険者となる。
家族傷害保険では、記名被保険者の家族の範囲に別居の未婚の子も含まれ、別居の未婚の子は被保険者となる。
×肢3海外旅行傷害保険では、日本を出国してから帰国するまでの間の事故によって被った損害を補償の対象としており、国内移動中の事故によって被った損害は補償の対象とならない。
海外旅行傷害保険は、旅行のため住居を出発してから住居に帰着するまでが補償の対象で、国内移動中の事故も対象となる。
×肢4国内旅行傷害保険では、旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償の対象となる。
国内旅行傷害保険では、地震・噴火およびこれらを原因とする津波によるケガは補償の対象とならない。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2021年9月 問17 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2021年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。