金融資産運用2025年4月1日時点の法令に基づく出題です
2026年5月公表分(CBT) FP2級学科 問22
銀行等の金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1デリバティブを組み込んだ仕組預金には、金融機関の判断によって満期日が繰り上がる商品がある。
- 2総合口座において、紙の通帳の代わりにオンライン上で入出金の明細や残高を確認することができるサービスを提供しているのは、ネット専業銀行に限られる。
- 3自動積立定期預金は、各指定日に普通預金口座からの口座振替等により、指定金額を預入することができる定期預金である。
- 4直近10年以上、入出金等の取引のない普通預金は、休眠預金として預金保険機構に移管され、民間公益活動に活用される。
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
銀行等の金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性を問う問題です。仕組預金、総合口座のオンラインサービス、自動積立定期預金、休眠預金の仕組みが論点です。
正解の根拠
紙の通帳を発行せず、インターネット上で入出金の明細や残高を確認できるサービスは、いわゆる通帳レス口座やWeb通帳として、ネット専業銀行に限らず、都市銀行や地方銀行なども広く提供しています。したがって、ネット専業銀行に限られるとする記述は誤りです。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:適切。仕組預金には、金融機関の判断で満期日が繰り上がる早期償還特約付きの商品があります。
肢2:不適切。ネット専業銀行に限られません。
肢3:適切。指定日に普通預金口座から指定金額を振り替えて積み立てる定期預金です。
肢4:適切。最終異動日等から十年を経過した預金等が休眠預金等です(休眠預金等活用法第2条第6項)。預金保険機構に移管され、民間公益活動に活用されます。
一言まとめ
「限られる」「必ず」などの限定表現は誤りの目印です。休眠預金は「十年・預金保険機構・民間公益活動」の三点で覚えましょう。
一問一答各肢の正誤
○肢1デリバティブを組み込んだ仕組預金には、金融機関の判断によって満期日が繰り上がる商品がある。
デリバティブを組み込んだ仕組預金には、金融機関の判断で満期日が繰り上がる特約が付いた商品があり、預金者の側では満期日を選べない。
×肢2総合口座において、紙の通帳の代わりにオンライン上で入出金の明細や残高を確認することができるサービスを提供しているのは、ネット専業銀行に限られる。
紙の通帳の代わりにオンライン上で入出金の明細や残高を確認できるサービスは、ネット専業銀行に限らず、都市銀行や地方銀行なども提供している。
○肢3自動積立定期預金は、各指定日に普通預金口座からの口座振替等により、指定金額を預入することができる定期預金である。
自動積立定期預金は、あらかじめ指定した日に普通預金口座からの口座振替等により、指定金額を定期預金として積み立てていく商品である。
○肢4直近10年以上、入出金等の取引のない普通預金は、休眠預金として預金保険機構に移管され、民間公益活動に活用される。
最終異動日等から十年を経過した預金等は休眠預金等となり、預金保険機構に移管されて、民間公益活動に活用される。
関連条文解説で引用
- 休眠預金等活用法第2条第6項
- 休眠預金等活用法第4条第1項
- 休眠預金等活用法第16条第1項
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験(2026年5月公表分) 問22 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2025年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。