金融資産運用2018年10月1日時点の法令に基づく出題です
2019年5月 FP2級学科 問25
下記<X社のデータ>に基づき算出されるX社の株式指標に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。<X社のデータ>株価1,800円当期純利益120億円自己資本(=純資産)800億円総資産2,000億円発行済株式数2億株配当金総額36億円

- 1ROE(自己資本当期純利益率)は、15.0%である。
- 2PER(株価収益率)は、30.0倍である。
- 3PBR(株価純資産倍率)は、4.5倍である。
- 4配当利回りは、30.0%である。
正解と解説AI解説
正解 肢4
本問の論点
X社のデータから、ROE、PER、PBR、配当利回りを計算し、誤っている記述を選ぶ問題です。いずれも1株当たりの数値か、総額どうしの比で求めます。
正解の根拠
配当利回りは、1株当たり配当金を株価で割って求めます。1株当たり配当金は36億円÷2億株=18円なので、配当利回りは18円÷1,800円=1.0%です。肢4の30.0%とは一致しないため、肢4が誤りです。よって、正解は肢4。
各肢の検討
肢1:適切。ROEは当期純利益÷自己資本で、120億円÷800億円=15.0%です。
肢2:適切。PERは株価÷1株当たり当期純利益で、1株当たり当期純利益が60円なので、1,800円÷60円=30.0倍です。
肢3:適切。PBRは株価÷1株当たり純資産で、1株当たり純資産が400円なので、1,800円÷400円=4.5倍です。
肢4:不適切。配当利回りは1.0%です。30.0%は、配当金総額÷当期純利益で求める配当性向(36億円÷120億円)の値です。
計算過程
1株当たり配当金=配当金総額÷発行済株式数=36億円÷2億株=18円
配当利回り=18円÷1,800円=0.01=1.0%
一言まとめ
配当利回りは株価に対する配当の割合、配当性向は利益に対する配当の割合です。分母が違うので区別しましょう。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2019年5月 問25 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2018年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。