リスク管理2019年10月1日時点の法令に基づく出題です
2020年1月 FP2級学科 問11
生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1低解約返戻金型終身保険は、他の契約条件が同じで低解約返戻金型ではない終身保険と比較して、保険料払込期間中の解約返戻金が低く抑えられており、割安な保険料が設定されている。
- 2養老保険は、被保険者に高度障害保険金が支払われた場合、保険期間満了時に満期保険金から高度障害保険金相当額が控除された金額が支払われる。
- 3収入保障保険の死亡保険金を年金形式で受け取る場合の受取総額は、一時金で受け取る場合の受取額よりも多くなる。
- 4定期保険特約付終身保険(更新型)では、定期保険特約を同額の保険金額で自動更新すると、更新後の保険料は、通常、更新前よりも高くなる。
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
低解約返戻金型終身保険、養老保険、収入保障保険、定期保険特約付終身保険(更新型)の一般的な商品性を問う問題です。養老保険で高度障害保険金が支払われた場合の扱いが誤りの肢になります。
正解の根拠
養老保険で被保険者に高度障害保険金が支払われると、保険契約はその時点で消滅し、保険期間満了時の満期保険金は支払われません。満期時に、満期保険金から高度障害保険金相当額を控除した金額が支払われるとする肢2は誤りです。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:低解約返戻金型は、保険料払込期間中の解約返戻金を低く抑える代わりに、保険料を割安にしているため、適切です。
肢2:高度障害保険金が支払われると契約が消滅し、満期保険金は支払われないため、不適切です。
肢3:収入保障保険は、年金形式で受け取る総額のほうが、一時金で受け取る額よりも多くなるため、適切です。
肢4:更新型は、更新時の年齢で保険料が再計算されるため、同額で更新しても更新後の保険料は通常高くなり、適切です。
一言まとめ
養老保険は、高度障害保険金が支払われたら契約が終了し、満期保険金は出ないと覚えましょう。
一問一答各肢の正誤
○肢1低解約返戻金型終身保険は、他の契約条件が同じで低解約返戻金型ではない終身保険と比較して、保険料払込期間中の解約返戻金が低く抑えられており、割安な保険料が設定されている。
低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間中の解約返戻金が低く抑えられている代わりに、保険料が割安に設定されている。
×肢2養老保険は、被保険者に高度障害保険金が支払われた場合、保険期間満了時に満期保険金から高度障害保険金相当額が控除された金額が支払われる。
養老保険は、高度障害保険金が支払われると契約が消滅し、満期保険金は支払われないため、満期時に差額が支払われるという記述は誤りである。
○肢3収入保障保険の死亡保険金を年金形式で受け取る場合の受取総額は、一時金で受け取る場合の受取額よりも多くなる。
収入保障保険の死亡保険金は、年金形式で受け取る総額のほうが、一時金で受け取る額よりも多くなる。
○肢4定期保険特約付終身保険(更新型)では、定期保険特約を同額の保険金額で自動更新すると、更新後の保険料は、通常、更新前よりも高くなる。
定期保険特約付終身保険(更新型)では、同額で自動更新すると、更新時の年齢で保険料が再計算されるため、更新後の保険料は通常高くなる。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2020年1月 問11 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2019年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。