金融資産運用2020年4月1日時点の法令に基づく出題です
2020年9月 FP2級学科 問22
銀行等の金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1貯蓄預金は、クレジットカード利用代金などの自動振替口座や、給与や年金などの自動受取口座として利用することができる。
- 2当座預金は、公共料金などの自動振替口座として利用することはできるが、株式の配当金の自動受取口座として利用することはできない。
- 3為替先物予約を締結していない外貨定期預金の満期時の為替レートが預入時の為替レートに比べて円安になれば、当該外貨定期預金に係る円換算の運用利回りは高くなる。
- 4期日指定定期預金は、預金者が預入時に据置期間経過後から最長預入期日までの間で満期日を指定しなければならない。
正解と解説AI解説
正解 肢3
本問の論点
貯蓄預金、当座預金、外貨定期預金、期日指定定期預金の一般的な商品性を問う問題である。各預金の利用方法や満期の考え方、為替の影響を正確に理解しているかが問われる。
正解の根拠
為替先物予約を締結していない外貨定期預金では、満期時に円貨へ戻す際の為替レートが運用成果に直結する。満期時の為替レートが預入時に比べて円安であれば、受け取る円の額が増えて為替差益が生じ、円換算の運用利回りは高くなる。よって、正解は肢3。
各肢の検討
肢1:貯蓄預金は、自動振替口座や給与・年金の自動受取口座としては利用できないため誤り。
肢2:当座預金は、公共料金の自動振替だけでなく、配当金の自動受取口座としても利用できるため誤り。
肢3:円安になれば円換算の運用利回りは高くなるため正しい。
肢4:期日指定定期預金の満期日は、据置期間経過後に預金者が指定するもので、預入時に指定するわけではないため誤り。
一言まとめ
外貨預金は満期時に円安なら有利、円高なら不利と整理する。貯蓄預金は決済口座には使えないと覚える。
一問一答各肢の正誤
×肢1貯蓄預金は、クレジットカード利用代金などの自動振替口座や、給与や年金などの自動受取口座として利用することができる。
貯蓄預金は、自動振替口座や給与・年金の自動受取口座としては利用できないため、記述は誤りである。
×肢2当座預金は、公共料金などの自動振替口座として利用することはできるが、株式の配当金の自動受取口座として利用することはできない。
当座預金は、株式の配当金の自動受取口座としても利用できるため、利用できないとする記述は誤りである。
○肢3為替先物予約を締結していない外貨定期預金の満期時の為替レートが預入時の為替レートに比べて円安になれば、当該外貨定期預金に係る円換算の運用利回りは高くなる。
外貨定期預金は満期時に円安となれば為替差益が生じ、為替先物予約がなければ円換算の運用利回りは高くなる。
×肢4期日指定定期預金は、預金者が預入時に据置期間経過後から最長預入期日までの間で満期日を指定しなければならない。
期日指定定期預金の満期日は、預入時ではなく、据置期間経過後に預金者が指定するため誤りである。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2020年9月 問22 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2020年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。