金融資産運用2022年4月1日時点の法令に基づく出題です
2022年9月 FP2級学科 問26
上場会社であるA株式会社(以下「A社」という)に係る株式投資の指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。<A社のデータ>株価:2,500円発行済株式数:600万株配当金総額(年):4億5,000万円当期純利益(年):12億円自己資本(=純資産):300億円※上記以外の数値は考慮しないものとする。
- 1A社株式のPERは、12.5倍である。
- 2A社株式のPBRは、2.0倍である。
- 3A社株式の配当利回りは、3.0%である。
- 4A社のROEは、4.0%である。
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
PER、PBR、配当利回り、ROEという株式投資の代表的な指標を、与えられたデータから計算できるかを問う問題である。
正解の根拠
PBRは株価を1株当たり純資産で割って求める。1株当たり純資産は5,000円なので、PBRは0.5倍となり、2.0倍ではない。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:適切。1株当たり当期純利益200円で株価を割ると12.5倍。
肢2:不適切。PBRは0.5倍である。
肢3:適切。1株当たり配当金75円を株価で割ると3.0%。
肢4:適切。当期純利益を自己資本で割ると4.0%。
計算過程
1株当たり当期純利益=12億円÷600万株=200円、PER=2,500円÷200円=12.5倍
1株当たり純資産=300億円÷600万株=5,000円、PBR=2,500円÷5,000円=0.5倍
1株当たり配当金=4億5,000万円÷600万株=75円、配当利回り=75円÷2,500円=3.0%
ROE=12億円÷300億円=4.0%
一言まとめ
PERは利益、PBRは純資産、配当利回りは配当と株価の比。ROEだけは株価を使わない。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2022年9月 問26 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2022年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。