タックスプランニング2022年10月1日時点の法令に基づく出題です
2023年1月 FP2級学科 問40
決算書の分析に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1流動比率(%)は、「流動資産÷総資産×100」の算式で計算される。
- 2当座比率(%)は、「当座資産÷流動負債×100」の算式で計算される。
- 3固定比率(%)は、「固定資産÷自己資本×100」の算式で計算される。
- 4自己資本比率(%)は、「自己資本÷総資産×100」の算式で計算される。
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
決算書の分析で用いる流動比率・当座比率・固定比率・自己資本比率の算式を正しく理解しているかを問う問題である。各指標の分子と分母の組合せを取り違えていないかがポイントとなる。
正解の根拠
流動比率は、短期的な支払能力を見る指標であり、流動資産を流動負債で割って求める。肢1は分母を総資産としている点が誤りであり、「流動資産÷総資産」は総資産に占める流動資産の割合を示すにすぎない。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:不適切。流動比率(%)は「流動資産÷流動負債×100」で計算する。分母は総資産ではなく流動負債である。
肢2:適切。当座比率(%)は「当座資産÷流動負債×100」で計算し、流動資産のうち換金性の高い当座資産で流動負債をどの程度賄えるかを示す。
肢3:適切。固定比率(%)は「固定資産÷自己資本×100」で計算し、固定資産が返済不要の自己資本でどの程度賄われているかを示す。
肢4:適切。自己資本比率(%)は「自己資本÷総資産×100」で計算し、総資産に占める自己資本の割合を示す。
一言まとめ
流動比率と当座比率は分母が流動負債、固定比率は分母が自己資本、自己資本比率は分母が総資産と、分母に注目して整理して覚える。
一問一答各肢の正誤
×肢1流動比率(%)は、「流動資産÷総資産×100」の算式で計算される。
流動比率は「流動資産÷流動負債×100」で計算する指標であり、分母は総資産ではなく流動負債である。
○肢2当座比率(%)は、「当座資産÷流動負債×100」の算式で計算される。
当座比率は、換金性の高い当座資産を流動負債で割って求める指標であり、記述の算式どおりである。
○肢3固定比率(%)は、「固定資産÷自己資本×100」の算式で計算される。
固定比率は、固定資産を自己資本で割って求める指標であり、記述の算式どおりである。
○肢4自己資本比率(%)は、「自己資本÷総資産×100」の算式で計算される。
自己資本比率は、自己資本を総資産で割って求める指標であり、記述の算式どおりである。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2023年1月 問40 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2022年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。