リスク管理2024年10月1日時点の法令に基づく出題です
2025年1月 FP2級学科 問12
生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない特約については考慮しないものとする。
- 1低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間中の一定期間における解約返戻金額および死亡保険金額が他の契約条件が同一で低解約返戻金型ではない終身保険に比べて低く抑えられているため、割安な保険料が設定されている。
- 2変額保険(終身型)では、契約時に定めた保険金額(基本保険金額)が保証されており、運用実績にかかわらず、死亡保険金の額は基本保険金額を下回らない。
- 3定期保険特約付終身保険(更新型)は、定期保険特約を同額の保険金額で更新する場合、被保険者の健康状態についての告知や医師の診査が必要であり、その健康状態によっては更新することができない。
- 4逓減定期保険は、保険期間の経過に伴い所定の割合で保険料が逓減するが、保険金額は一定である。
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
低解約返戻金型終身保険、変額保険、定期保険特約付終身保険(更新型)、逓減定期保険という代表的な生命保険について、保険金額・保険料・解約返戻金の仕組みを問う問題である。
正解の根拠
変額保険は、保険料を特別勘定で運用し、その運用実績によって保険金額や解約返戻金額が変動する保険である。ただし死亡保険金には最低保証があり、終身型では契約時に定めた基本保険金額が保証されるため、運用実績が悪くても死亡保険金は基本保険金額を下回らない。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:不適切。低く抑えられるのは払込期間中の解約返戻金額であり、死亡保険金額は低くならない。
肢2:適切。死亡保険金は基本保険金額が最低保証される。
肢3:不適切。同額の保険金額で更新する場合、告知や診査は不要で、健康状態にかかわらず更新できる。
肢4:不適切。逓減定期保険は保険料が一定で、保険金額が逓減する。
一言まとめ
変額保険は「死亡保険金は最低保証あり、解約返戻金は保証なし」と区別して覚える。
一問一答各肢の正誤
×肢1低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間中の一定期間における解約返戻金額および死亡保険金額が他の契約条件が同一で低解約返戻金型ではない終身保険に比べて低く抑えられているため、割安な保険料が設定されている。
低解約返戻金型終身保険で低く抑えられるのは保険料払込期間中の解約返戻金額であり、死亡保険金額は低くならないため誤り。
○肢2変額保険(終身型)では、契約時に定めた保険金額(基本保険金額)が保証されており、運用実績にかかわらず、死亡保険金の額は基本保険金額を下回らない。
変額保険(終身型)は運用実績により保険金額が変動するが、死亡保険金には基本保険金額の最低保証があり、基本保険金額を下回らないため正しい。
×肢3定期保険特約付終身保険(更新型)は、定期保険特約を同額の保険金額で更新する場合、被保険者の健康状態についての告知や医師の診査が必要であり、その健康状態によっては更新することができない。
定期保険特約付終身保険(更新型)で同額の保険金額で更新する場合、告知や医師の診査は不要であり、健康状態にかかわらず更新できるため誤り。
×肢4逓減定期保険は、保険期間の経過に伴い所定の割合で保険料が逓減するが、保険金額は一定である。
逓減定期保険は保険期間の経過に伴い保険金額が逓減する保険で、保険料は一定であるため、保険料が逓減し保険金額が一定とする記述は誤り。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2025年1月 問12 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2024年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。