リスク管理2020年4月1日時点の法令に基づく出題です
2020年9月 FP2級学科 問19
第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1ガン保険では、ガンによる入院により被保険者が受け取る入院給付金については、支払日数の上限がある。
- 2特定疾病保障定期保険は、保険期間中、特定疾病保障保険金の支払事由が発生せずに被保険者が死亡した場合、死亡保険金が支払われる。
- 3限定告知型の医療保険は、他の契約条件が同一で限定告知型ではない一般の医療保険と比較した場合、保険料は割高となる。
- 4更新型の医療保険は、所定の年齢等の範囲内であれば、保険期間中に入院給付金を受け取ったとしても、契約を更新することができる。
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
第三分野の保険であるガン保険、特定疾病保障定期保険、限定告知型の医療保険、更新型の医療保険について、一般的な商品性を正しく理解しているかを問う問題である。「最も不適切なもの」を選ぶ点にも注意したい。
正解の根拠
ガン保険の入院給付金は、一般的に入院日数に応じて支払われ、支払日数に上限が設けられていない。ガンは治療が長期にわたることがあるため、日数無制限とする商品設計が一般的である。したがって、支払日数の上限があるとする肢1が誤りである。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:ガン保険の入院給付金は支払日数が無制限であるのが一般的であり、上限があるとする点が誤り。
肢2:特定疾病保障定期保険は、特定疾病以外の原因で死亡した場合にも死亡保険金が支払われるため正しい。
肢3:限定告知型は告知項目を絞って加入しやすくした分、保険料が割高になるため正しい。
肢4:更新型の医療保険は、所定の年齢等の範囲内であれば、給付金を受け取っても健康状態にかかわらず更新できるため正しい。
一言まとめ
ガン保険の入院給付金は日数無制限、一般の医療保険は入院一回や通算の限度があると対比して覚える。
一問一答各肢の正誤
×肢1ガン保険では、ガンによる入院により被保険者が受け取る入院給付金については、支払日数の上限がある。
ガン保険の入院給付金は、一般に支払日数に上限がなく、入院が続く限り支払われるため、上限があるとする記述は誤りである。
○肢2特定疾病保障定期保険は、保険期間中、特定疾病保障保険金の支払事由が発生せずに被保険者が死亡した場合、死亡保険金が支払われる。
特定疾病保障定期保険は、特定疾病以外の原因で死亡した場合にも死亡保険金が支払われる。
○肢3限定告知型の医療保険は、他の契約条件が同一で限定告知型ではない一般の医療保険と比較した場合、保険料は割高となる。
限定告知型の医療保険は引受基準を緩和している分、一般の医療保険より保険料が割高になる。
○肢4更新型の医療保険は、所定の年齢等の範囲内であれば、保険期間中に入院給付金を受け取ったとしても、契約を更新することができる。
更新型の医療保険は、所定の年齢等の範囲内であれば、給付金を受け取った後でも更新できる。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2020年9月 問19 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2020年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。